今後、転勤とかあったりするんですか??
結婚した時に、大阪から東京に転勤がありましたが
おそらく今後はないかなと思います。
私の栄養士仲間は
ご主人が転勤族だから
なかなか働くのも難しいって言ってます・・・
転勤族だと
同じ職場で長く働けないから
仕事をするにも選びますよね・・・
では今日はそんな「転勤族」の方に向けて
管理栄養士の働き方についてお伝えしていきますね!
夫が転勤族だから、働けない!?
管理栄養士で働いている人の中には、ご主人が転勤のある仕事で自分の仕事に影響したり、転勤があるので仕事をすることができないと、結婚を機に専業主婦の道を選ばれる方もいらっしゃいます。
でも、心の片隅では、管理栄養士として自分のスキルを活かした仕事がしたいと思っていませんか?
そんな管理栄養士の資格はあるものの、ご主人の転勤を気にして一歩踏み出せないという方へ、Aさんの事例をもとにお話したいと思います。
【転勤族妻の働き方ーAさんの場合】
ご主人は、全国転勤のある会社に勤める営業マンです。転勤の周期は未定で、5年であったり、1年で次の事業所へ異動したこともあり、異動時期になると「次は、転勤があるかな?」と、いつもソワソワしています。
私は、それを承知で結婚したのですが、管理栄養士という資格があるから主人とともに全国どこへ行っても、職を選ばなければ「管理栄養士」で働けるということもあり、結婚を機に今まで正社員として勤務していた会社を退職しました。(転勤先に、事業所がなかったため)
結婚した当初は専業主婦も楽しみたかったのですが、1ヶ月もすれば十分満足でき、やはり仕事をしたいとハローワークで求人を探すと、管理栄養士を求める企業はたくさんありました。
面接時に「主人の転勤があること」「妊活していること」を伝え、その中の1つの企業の採用が決まり働くことになりました。
採用先の仕事は、在宅介護訪問事業をしており、管理栄養士として栄養管理や食事のためのアドバイス、ご家族が料理できないときはご家族へ指導したり、サービスの時間内で料理を1品提供していました。
実は、その経験が今の仕事にとても役立つとも思っていなかったのですが、とてもいい経験をさせてもらいました。
そんな時、第一子の妊娠が分かり、つわりで動けない状況が続き、結果、退職しました。
妊娠中は、子どもが産まれてから働ける仕事について考え、在宅ワークという道があることを知り、管理栄養士として在宅ワークできるスキルを身に着けました。
産後1ヶ月で在宅ワーカーとしての道をスタートさせたほどです。そして現在は、もともと外に出て働くことが好きだったため、縁あって出張料理として、働くママに栄養バランスのとれた作り置きおかずを作る仕事をしています。
転勤族の妻だからこそ、一緒に働く人に迷惑をかけない対策を
ご主人の転勤が、数年に一度と周期が決まっていれば、一緒に働く人も時間や心の余裕がありますが、転勤の周期が分からず、辞令がでてから2週間程度で引っ越ししなければならないという方もいらっしゃいます。
とくに、転勤が急に決まる場合なら、採用時に必ず仕事先へその状況を伝えること、そして引継ぎができるよう、あらかじめ引継ぎノートなど自分でなくてもそれを見れば誰でもできるようにメモを残し、一緒に働く人や引き継ぐ人に迷惑をかけない対策を事前にとっておくこと、この2つは必須です。
引っ越し準備でバタバタする上に、これから引継ぎをしなければいけない状況は、本人はもちろん、一緒に働く仲間も大変です。最後の日まで、「〇〇さんがしっかり働いてくれて良かった」「また、一緒に働きたい」と思ってもらえる人材でいましょう。
どんな経験も自分のスキルとして発揮できる!転勤族の妻だからこそできる仕事がある
「転勤があるから、働けない」と思っている管理栄養士やこれから結婚を考えている相手が転勤のある食だから、どうしようと悩んでいては、本当にもったいないと思います。なぜなら、転勤族の妻だからこそ、いろんな経験ができるからです。
確かに、雇う側としては、転勤が数年後にあるかもしれない人を雇うリスクはありますが、求人情報をみると管理栄養士の募集はたくさんありますので、ある程度の条件を伝えても、働く意欲とスキルがあれば採用される率は高いのです。
それまでにどんな仕事をしてきたのか、自分がどんなことができるのか、得意なのか自分のことを客観的に評価しておくことも大切です。
管理栄養士は国家資格で、全国どこでも働こうと思えば働ける仕事です。今働いている環境がベストで、環境が変わる、仕事内容が変わることに不安を感じる人もいますが新たな気持ちで仕事を始められることはとてもいいこと、また同じ環境で働き続けるより、より柔軟な対応ができるようになったというプラスの意見もあるほどです。
転勤族の妻として、働き方を話し合っておこう
家庭があっての仕事です。転勤族の妻として、ご主人とも働き方をどうしていくのか話し合うことも大切です。
また、これから転勤のある方と結婚する場合は、管理栄養士を続けたい旨を伝えることや転勤でどこでも管理栄養士として、自信をもって働くため「資格」だけでなく、それに見合ったスキルを磨き、常に最新栄養情報をアップデートしておけば、どこへ行っても怖いものはありませんね。
まとめ
- 管理栄養士は国家資格で、全国どこでも働ける
- 採用時に、転勤族であることを必ず伝えること
- 転勤が決まって、アタフタしないために「引継ぎノート」は事前に準備しておこう
- 管理栄養士として、それに見合ったスキルを磨けば怖いものはない
管理栄養士 岡田明子
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