独立起業されてどれくらいなんですか??
今年で10年になりますね。
あっと言う間の10年でした(^^)/
10年とは凄いですね!
私もフリーランスという働き方に
憧れはありますが一歩踏み出せなくて・・・
栄養士、管理栄養士さんも独立起業したい!
フリーランスとして活動したい!という方が
増えていますよね。
今回は管理栄養士の
「独立起業」についてお伝えしていきますね(^^)/
管理栄養士として「独立起業したい」!!
「管理栄養士として独立したい!」と、自分で何かしたいと考えていたり、すでに、独立している管理栄養士も増えてきました。
- 健康や栄養のコラムを執筆するライター
- 料理教室の講師
- ダイエットサポートで栄養指導
- 食事を通してメンタル改善を促すサポート
- 料理スタイリング
- アレルギーのあるお子さんのいるママへの食事サポート
- 妊活や産前、産後のママへの食事サポート
と、このように栄養と料理に関して独立して活躍する栄養士、管理栄養士も増え、自由な働き方や楽しそう、人間関係に悩まなくてよさそう、と独立することに対して憧れや良いイメージが先行していますが、実は独立したものの継続できずに、諦めてしまうという人も少なくないという現状をご存知でしょうか??
独立当初、継続が難しいかも・・・
と諦めそうになったことがあります。
管理栄養士として会社に勤めるのではなく、憧れを抱いて独立したものの、「やっぱり、継続できないから・・・」と諦めたくないですよね?そこで、管理栄養士として独立起業し、継続していくために「知っておきたい5つのこと」をご紹介します。
独立、起業する前に知っておきたい5つのこと
独立、起業を考えている管理栄養士が、独立する前に、知っておきたい5つのこととはどんなことでしょう?独立するとどんなことが待っているのでしょうか?
- なんでも自分でやっていく必要がある
- 自分の商品やサービスは何?
- 利益を得なければ、継続できない
- 目標を数値化すること
- 目標設定したら、できるだけ早く、行動に移すこと
1.なんでも自分でやっていく必要がある
企業に勤めていれば、経理や営業などそれぞれ仕事が分かれ、自分に与えられた仕事をやることでお給料がもらえますね。しかし、独立すれば、販売できるサービスや商品は何?と企画をし、そして、それを利用してくれるお客様はいるのか?というマーケティング、営業してサービスや商品を販売して、利益を得ます。今までなら、自分の仕事が決まっていたものの、それらを全て自分で行わなければいけないのです。
2.自分の商品やサービスは何?
例えば、管理栄養士として独立したら、「料理教室を自宅で開きたい」と、考えている場合をみてみましょう。
料理教室は管理栄養士でなくても、開くことができ自宅で気軽に始められるため、「料理教室」とパソコンで検索するとたくさんの料理教室が表示されます。そんな中、コンセプトがしっかり決まっていなかったり、他の料理教室との差別化ができなければ、料理教室を始めても、友人や知人がお付き合いできてくれても、一度切りになってしまい、その後、なかなか集客が見込めず、数回開講して終わり・・・ということも現実にあるのです。
「管理栄養士であり、私だからこそできる料理教室はなんだろう?」と、自分の商品やサービスを考える必要があります。今までの管理栄養士としてどんなことをやってきたのか、スキルや経験をもとに商品やサービスを作ることや需要があるのかを考えることが大切です。
3.利益を得なければ、継続できない
先ほどの料理教室の例を参考に、みてみましょう。
料理教室のレッスン料が¥5,000/回だった場合、月に3回実施し、各回5人ずつ生徒さまが集まったとします。
その場合、¥5,000×15人=¥75,000の利益ということになります。
人事院の民間給与の実態平成30年職種別民間給与実態調査の結果(https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/minn/minnhp/min30_index.html)栄養士の平成30年4月分の平均支給額は、¥281,301といわれていますが、料理教室だけで¥281,301の利益を出そうとするならば、このようになります。
¥281,301÷¥5,000=56.2人に受講して頂かなければいけません。そして、料理教室には、教える料理のレシピを考案したり、下準備をしたり・・・と、料理教室で料理を教える以外にも準備があります。それに見合った仕事量かどうかなど、よく検討してからでなければ継続することは難しいのです。
管理栄養士として独立するなら、自分の強みやウリをサービスや商品にし、それを購入してもらえる見込みがあるか見極めなければ、うまくいきません。ただし、働き方は人それぞれで、良い悪いというものはありません。¥5,000以下でも料理教室を受講してくれる人のメリットになれば、利益は少額でも継続していけるというのであれば問題ないでしょう。
4.目標を数値化すること
利益をだして、継続していくためには目標を数値化することが大切になります。「物事を数字で捉えることが難しい」と、ここをスルーしてしまっては、なかなか利益をあげることができず、なんのために独立したのか分からなくなり、諦めてしまう引き金となってしまいます。
そこで、「何を(商品やサービス)・いつ・どこで・いくらで・何人に・どのように販売する」のか、数値化していれば、それを達成するために、どう行動したらいいのか明確になってくるはずです。
5.目標設定したら、できるだけ早く行動に移していくこと
管理栄養士として独立を考えるなら、自分がどんな商品やサービスを販売できるのか?どんなことをやりたいのか、どんなことを伝えていきたいのか?その想いや熱意を事業にし、利益を得るためにどのようにして継続していったらいいのかをしっかり考え、数値化することが大切とお伝えしてきました。
あなたが管理栄養士として独立して、商品やサービスを販売することで、1年後、5年後、10年後どうなっていたいか目標をたてたら、その目標に向かって何をしなければいけないのかを考えて、できるだけ早く、行動に移していくことです。
考えるだけでは利益に繋がりません。そして、あなたと同じように考えている人が先に商品を販売したり、サービスを提供すれば、それを必要とする人があなたから購入してくれません。ですから、できるだけ早く行動に移すことです。
独立してこんなことをやりたいなと思いながら、1年、2年と過ぎていませんか?今はまだ、独立するほどのスキルや経験がないからと言って、先延ばしにしていては、どんどん同じような商品やサービスが出て乗り遅れてしまうのです。
じっくり考えて、行動に移すことも大切ですが、「こんな商品やサービスを必要としている人がいるかもしれない?」と思ったら、まずはやってみることです。「ノータイム、スイッチON」で、目標を形にしていきましょう。
まとめ
- 独立することに対して憧れやいいイメージだけでは継続できずに、諦めてしまうという人も少なくない
- 独立して利益をだすためには、販売できるサービスや商品作りやマーケティング、営業、販売など、全てを自分で行って利益を得ることができる
- スキルや経験をもとに、自分の商品やサービスを作ること
- サービスや商品を購入してもらえるか見極め、継続して利益をだすこと
- 「何を(商品やサービス)・いつ・どこで・いくらで・何人に・どのように販売する」のか、数値化すること
- できるだけ早く、行動すること
管理栄養士 岡田明子
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